【実体験】人間ドックでようやく見つかったピロリ菌と病院選びのポイント

健康管理のイメージ

人間ドックは少し高いから、健康診断だけで十分かな?
こんなふうに人間ドックを後回しにしたくなる気持ち、すごくわかります。
ただ、管理人ハルが実際に 人間ドックを1年に1回3年にわたって受けてみた結果、「人間ドックは受けるだけじゃなくて“どこで受けるか”が本当に大事なんだ」と痛感しました。

なぜなら・・・3回目の病院で初めて“ピロリ菌”の指摘を受けたから

この3年間で人間ドックを受けたものの、2つの病院の検査結果では「異常なし」でした。
でも、病院によって見つかるものが違う。
これは決して珍しい話ではありません。

今月のニュースで病院を受診したものの、必要な追加検査がされなかったというものがありました。また、別の病院で検査を受けたら異常が見つかるというケースは残念ながらよくあるニュースになっています。
こうしたニュースを見て、今回は自分の実体験をご紹介します。

この記事では、

  • 人間ドックを受ける意味
  • 病院選びで気をつけるポイント
  • 見逃すと怖い“ピロリ菌”の重要性
  • 実体験から感じたメリット

を初心者にもわかりやすく解説していきます。
なお、家計面での生活改善の全般に関しては、以下もご参照ください。
👉もっと早くからやっておけばよかった生活改善術

人間ドックのイメージ

人間ドックって本当に必要?結論:必要(経験談込み)

正直、「自覚症状がない」時にあえて受けるメリットは浮かばないって人は多いですよね。
でも、健康診断は「最低限のチェック」、人間ドックは「潜んでいるリスク」を見つける検査
ぜひ、法律で義務付けられた基本的な検査だけでなく、リスクの早期発見を心がけましょう。

ちなみに、ハルは1回目が職場近くの病院、2回目が自宅近くの病院と通いやすさを重視しましたが、1回目・2回目の病院ともに口コミの評判は4.0以上と悪い病院ではなさそうでした。

しかし、自分に合った病院を見つけたくて、3回目の病院でピロリ菌が発見されました。
自覚症状はまったくゼロ。でも放置すると…

  • 胃炎
  • 胃潰瘍
  • 胃がんリスクが高まる

という、かなり怖い菌です。

「見つけてよかった…」
本気でそう思いました。

なぜ病院によって結果が違う?

→ 検査内容・機器・医師の経験が違うから

これらの違いを言語化して、みなさんにお届けしておきます。
人間ドックは“病院ごとにメニューが違う”のが特徴です。

特に人間ドックの「胃の検査」は、一般的に以下の二択から選ぶケースが多いです。

バリウム検査(胃部X線造影)・・・バリウムを飲み、X線で胃の形や粘膜の異常を確認。
胃内視鏡検査(胃カメラ)・・・口または鼻からスコープを挿入し、胃の内部を直接観察。

また、機器の差もあり、新しい内視鏡ほど、微小な変化や炎症を見つけやすいと言われています。
さらに、内視鏡は“技術の差”が出る検査なので医師の熟練度によって見つけられる異常が変わることもあります。
でも、私たちがこれらを見分けるのはなかなか難しいと思います。

ハルが受けた3つ目の病院の特徴を考察すると、以下の2つが挙げられます。
なお、検査はバリウム検査でしたが、「バリウム検査でピロリ菌は直接見えないけど疑いがあるので、ピロリ菌検査を受けたほうが良い」と勧めてくれました。
比較的新しい病院(医療設備が全般的に新しかった)
医師の対応が丁寧(3回目以外は気になるところあります?と聞いて終わりレベル)

無数の選択肢のイメージ

人間ドックの病院選び 失敗しない3つのポイント

① 胃の検査として「内視鏡(胃カメラ)」があるか

バリウム検査でピロリ菌そのものは見えませんし、疑いがあることを教えてくれる病院は多くないです(実体験)。
ということで、そんな中でもピロリ菌の疑惑を教えてくれた病院を今は信じていますが、ピロリ菌の発見ということであれば、追加料金を払ってでも胃カメラを受けましょう

・ピロリ菌は早期発見・早期除菌が基本。
・放置すると胃のダメージが蓄積します。

② 医療設備が新しいかどうか

人間ドックのサイトに「最新内視鏡」「NBI対応」などの記載がある病院は、発見率が高く、検査の負担も軽めです。
ただ、それはかなりの手間なので以下を検討してみてください。

(手間をかけずに確認する方法)
・人間ドック学会の認定施設
日本総合健診医学会の優良認定施設を選ぶ
 これらは機器や検査体制の更新が基準に含まれているので、比較的最新の設備を備えている可能性が高いです。
 人間ドック➡「機能評価認定施設」(人間ドック学会)
 健診   ➡「優良認定」(日本総合健診医学会)

井戸水や生活用水のイメージ

ピロリ菌ってそんなにまずいの?

→ 胃がんリスクに直結する“発がん因子”

ピロリ菌は WHO も認める発がん因子とされてます。
そして、胃がん患者の 7〜8割がピロリ菌感染歴あり と言われています。

ハル自身もまったく症状なしで、胃の中では炎症がじわじわ進んでいくタイプの菌です。
ただ、除菌治療はとても簡単です。

  • 1週間の薬(抗生物質+胃薬)を飲むだけ
  • 保険適用
  • 副作用は軽め(人による。ハルは副作用なしでした)

なのに放置するとリスクだけ増えていく…
だからこそ早期発見・早期除菌が絶対大事です。

ピロリ菌検査の流れや重要性、除菌の成功率などについては、こちらのページがわかりやすいです。
👉ピロリ菌外来(まずは胃カメラ→次にピロリ菌検査)

明日への投資のイメージ

まとめ:人間ドックは「未来への投資」&「どこで受けるか」が超重要!

人間ドックをきっかけにピロリ菌を見つけてもらえたことで、「健康に投資できた」と思いました。
健康は失ってからでは取り戻せないですし、人間ドックは“健康なとき”ほど価値があります。
さらに、健康でないとお金があっても、お金の使い道は限られてしまうリスクもあります。

  • 自覚症状がなくても見つかるリスクがある
  • 病院選びによって精度が変わる
  • 正しい検査を受ければ将来の病気を防げる

また、人間ドックはどこで受けるかが超重要です。

✔ 病院ごとに検査内容が違う
✔ ピロリ菌は胃がんリスクに直結
✔ 除菌治療は簡単で早い
✔ 内視鏡ベースの検査がある病院を選ぶのがおすすめ
✔ 最新設備・丁寧なレポート・説明のわかりやすさも大事

次の人間ドックは、
ぜひ “病院選びも含めて” あなたの未来の健康投資 にしてください。

生活改善の全般に関しては、以下もご参照ください。
👉もっと早くからやっておけばよかった生活改善術